路線（公衆が通行する道路。私道は含まれない）に面した土地の価格のことを指す。路線に面する宅地の1平方メートル当たりの評価額であり、毎年7月に国税庁により公示される。各々の路線に対する評価があり、そこに接する土地の面積を掛けて、土地の評価額を算出するものである。 路線価には2種類あり、「相続税路線価」は相続税・贈与税の算出に、「固定資産税路線価」は固定資産税の算出に使用される。 公示地価の約8割が、評価額の目安とされている。 不動産ファンドのパフォーマンスを測るためにも、公示地価と併せて、重要な指標となる。
