不動産クラウドファンディング用語集

貸家建付地

（かしやたてつけち）

貸家建付地とは、所有する土地に建築した家屋を他に貸し付けている場合の、その土地のことをいう。相続において、貸家建付地の評価額は「自宅など、自用の建物が建っている土地」や「建物が建っていない更地」の評価額に比べて低くなるという特徴がある。このような理由から、相続税の節税のために、土地に賃貸用建物をあらかじめ建てておくという手法が多く使われている。不動産クラウドファンディングの任意組合型に投資をすると、実質貸家建付地を保有していることになる。そのため、現金で相続するよりも任意組合型の不動産クラウドファンディングの権利を相続するほうが、相続税額を低くおさえられるというメリットがある。