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不動産クラウドファンディング用語集

不動産STO

(ふどうさんえすてぃーおー)

不動産STOとは、ブロックチェーン技術を利用して不動産をデジタル証券化し、株式のように自由に売買できるようにした仕組み。STOとは英語で「Security Token Offering(セキュリティトークンオファリング)」と表記する。データ(取引記録)を正確かつオープンに記録できる仕組みである「ブロックチェーン」を利用することで、不動産の契約締結のプロセスを自動化したり、不動産の権利そのものを簡単に売買できるようになる。

不動産運用手法のひとつである不動産クラウドファンディングでは出資した権利を売買する仕組みがなく、投資期間中に現金化しにくいというデメリットがあった。しかし、不動産STOのスキームを導入している不動産クラウドファンディングサービスでは、運用期間中に出資分の権利の売買ができるため、償還前でも現金化がしやすくなっている。また、募集が終了しているファンドであっても、既存の投資家から購入することで、出資の権利を得ることができる。

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