初心者ガイド
GUIDE 02
投資の仕組みについて
不動産クラウドファンディングの
仕組み
不動産を元に出資を募り、得られた利益が投資家に分配されます。
投資の開始から終了までは、 大きく3つの期間に分かれます
募集前期間 | ファンドの予告を行います。この期間に投資はまだ受け付けていません。 |
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募集期間 | 決められた募集額に達するまで投資家から資金を集めます。投資には投資家登録を済ませる必要があります。 |
運用期間 | ファンドを運用している期間です。出資した投資家には当該ファンドの運用の詳細を記した「財産管理報告書」が開示されます。 |


事業者免許について
不動産クラウドファンディング事業を
行うには
国が発行する免許が必要です。
不動産クラウドファンディングは定義が決まっておらず、広義に渡るものですが、本サイトにて掲載されている不動産クラウドファンディング事業は「不動産特定共同事業法」という法律に従って運営がされています。事業者には国が発行する免許が必要となっており、1号から4号事業者まで、行う事業に応じた免許が交付されています。これとは別に「電子」の資格もあり、オンライン上で募集を行うにはこの電子資格が必須となります。


組成方式について
不動産特定共同事業には、
主に匿名組合と任意組合の2種類があります。
匿名組合方式では、事業の主体は事業者です。出資者は不動産を所有はせず事業者と契約を結び、運用後に分配金と出資金の返還を受ける関係までに留まります。登記費用、手間が発生したり、出資者同士の情報も守られるため、現状組成されるファンドの多くがこちらの匿名組合方式のものとなります。
任意組合方式では、事業の主体は事業者と投資家です。共同出資という形で出資者は不動産を所有することになり、運用に関わる権限を一定持つことになります。(実際はファンドの規定によります)節税が期待されています。


不動産を持つ、ことは責任の範囲も変わるということになり、匿名組合の場合は責任所在が有限であるのに対し、任意組合は無限責任を負うことになる場合があることに注意してください。
細かい内容については、こちらの記事にまとめています。