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不動産クラウドファンディング以外の投資 2022.12.13

株式投資を失敗する人の原因とは?失敗しないための対策も解説

LIFULL 不動産クラウドファンディング編集部です。

資産運用に興味を持っている方であれば、資産運用の王道とも言える「株式投資」についても興味を持たれていることでしょう。

しかしながら、「株式投資」をやったことがない方の中には、「株式投資は危険なのではないか」「株式投資は失敗する可能性が高いのではないか」と感じられる方も多いことでしょう。

株式投資を実施してみたいという方であれば、「株式投資」の失敗事例をしっかり学んでから行動することが大切になります。

今回の記事では、株式投資で失敗する人の特徴についてや、株式投資の失敗事例について解説していきます。

株式投資で失敗する人の特徴とは? 

株式投資を始めたいのであれば、株式投資で失敗する人の特徴について確認しておきましょう。株式投資初心者の方は、特に株式投資のリスクに対して知識が少ないまま投資を始め、失敗してしまいます。

そこで、株式投資を失敗してしまう方の特徴について解説していきます。

  • 1つの銘柄に集中投資
  • 取引ルールを決めない
  • 勉強不足・情報収集が甘い

1つの銘柄に集中投資

株式投資初心者の方がやりがちな失敗としてあげられるのが、「1つの銘柄に集中投資」してしまうことです。

株式投資は比較的値動きが激しい投資手法のため、1つの銘柄に何十万円も投資してしまうと、値動きが気になって平常心で投資に向かえなくなってしまいます。

1つの銘柄の価格が大きく上がったり、下がったりすることで一喜一憂してしまい、売買タイミングが取れなくなり、結果として株価が低い時に売却してしまうこともよくあります。

こういった失敗を防ぐためには、「1つの銘柄に集中投資する」のではなく、「複数の銘柄に分散投資」することが大切となります。

複数の銘柄に分散投資しておくことで、保有する株式全体の値動きもマイルドになり、投資に対して平常心で迎えるようになります。

また、1つの銘柄に集中投資しないことで、リスクの分散もでき、1銘柄が暴落しても、他の銘柄がカバーできるような資産運用が可能となります。

取引ルールを決めない

初心者投資家がやってしまいがちな失敗として、「取引ルール」を決めないまま、株式投資に臨んでしまうことが挙げられます。

初心者投資家であれば、株価の値動きを見ながら、「もっと上がるだろう」「もっと安値で買付できるだろう」と感情のままに取引をしてしまうことも多くなります。

このような「感情に乗っ取った取引」は銘柄の高値での購入・安値での売却となってしまう可能性が高いです。

結果として、投資資金を市場の相場に飲み込まれてしまい、収益が上がらない投資家になってしまいがちです。

「感情に乗っ取った取引」を避けるためにも、機械的に取引ができるよう「取引ルール」を決めることが重要になります。

たとえば、株価が10%値上がりしたら売却、株価が20%さがってしまったら損切りというような自分の「取引ルール」に乗っ取り取引を実施すると、安定した収益をあげられるようになります。

勉強不足・情報収集が甘い

株式投資を始める前の「勉強不足・情報収集の甘さ」も株式投資初心者の方にはありがちの失敗です。

株式投資を実施するのであれば、どのようなリスク・リターンがあるのかをしっかり勉強しておくことが重要です。

人からおすすめされた「銘柄」を言われるがままに買ってしまうと、株価が値下がりした場合に保有し続ける勇気が持てなくなってしまいます。

結果的に安い株価で売却してしまい、「もう株式投資はやらない」という気持ちになってしまいかねません。

株式投資は伝統的な資産運用手法です。過去から読み解けるようなリスク・リターンや失敗事例を学んでおくことで、あらかじめ予想できる失敗を避けることに繋がります。

株式投資で失敗しないためには

しかし、初心者投資家が株式投資で失敗しないためには、どのように株式投資に向き合っていけばいいのかと疑問に感じる方も多いでしょう。

株式投資を実施するのであれば、「分散投資を心がける」ことが重要です。投資という市場で長く生き残るためには、分散投資の考え方は重要になります。

そこで、株式投資で失敗しないためのコツについて解説していきます。

  • 分散投資を心がける
  • 常に株式投資の知識をインプット
  • 自分なりの取引ルールを決める
  • 自分の資産を管理して、リスクに合わせて投資する
  • 株式投資の失敗事例から学ぶ

分散投資を心がける

株式投資を実施するのであれば、「分散投資を心がける」ことが重要です。

上述したとおり、「1つの銘柄に集中投資」してしまうと、万が一投資先が大暴落に巻き込まれてしまった場合に、感情的になって売却してしまう可能性は高いです。

そこで、さまざまな業界・エリア・期間に分けて「分散投資」することで、リスクを分散させて投資が可能になります。

経済状況・政治・国際情勢によって株価が大きく変化してきますが、さまざまな業界・エリアに分散投資しておくことで、1つの経済ショックが起こった場合でも、株価の動きを分散してくれる効果が期待できます。

こういった「分散投資」スタイルを採用できる人が、投資の世界で長く生き残れる人となります。

常に株式投資の知識をインプット

株式投資をスタートさせたなら、常に株式投資にまつわる知識をインプットさせる習慣を身につけることが大切です。

新聞・ネット・SNSを通じて、最新の情報をインプットしたり、株式投資で勝つための原理原則となる考え方を株式投資の名人が著した書籍などによってインプットすることも重要です。株式投資のスタイルによっても読むべき書籍は異なってきます。多くの名著がありますので、そうした書籍を一通り読んでおくことをおすすめします。

毎日のニュースと株価の動きをみることで、1つのニュースに対して、どのように株価が変動していくのか見ることも株式投資家にとっては大切な仕事になるでしょう。

> 株式投資本おすすめ13選!初心者向けから古典的名著まで!

自分なりの取引ルールを決める

また、株式投資における「自分の取引ルール」を決めておくことも重要でしょう。

「自分の取引ルール」に則った取引ができれば、株式投資から安定した収益が期待できるようになります。

しかし、先ほども解説したとおり、「感情に任せた取引」を実施してしまうと、暴落・急騰時には平常心でいられずに、相場の波に飲み込まれてしまいます。

「自分なりの取引ルール」の決め方は、まずは人の真似から始めて試行錯誤していくと良いでしょう。そうすることで、各々のリスク許容度に見合った取引スタイルが実現されていくはずです。

「株価10%上昇で売却・株価15%下落で損切り」などまずは人の真似をしてみて、長く投資の世界で生き残れる投資家を目指しましょう。

自分の資産を管理して、リスクに合わせて投資する

株式投資を始める前の段階の話ですが、自分の資産を把握して、リスク許容度に見合った投資スタイルを確立していくことが大切です。

自分の資産を管理することとは、「貯金」「収入」「生活支出」「生活余剰資金」をしっかり把握して投資することを意味します。

投資はこの「生活余剰資金」で実施していくことが大切で、「生活余剰資金」で資産運用するからこそ、余裕をもった取引が実現できます。

「貯金」を全部株式投資へ、「退職金」を全部株式投資へ、など自分のリスク許容度を超えた投資をしてしまうと、株式投資で大きな失敗をしてしまう原因となります。

自分自身のリスク許容度はどれくらいなのか、普段の生活スタイルや余剰資金の金額から改めて見直してみましょう。

株式投資の失敗事例から学ぶ

資産40億円以上とも言われる天才個人投資家「テスタ」さんも、株式投資の失敗事例を数多く他の方のブログから学んでいたそうです。

また、「株式投資の神様」とも称されるウォーレン・バフェット氏の場合であっても、その投資人生で手痛い失敗を何度も経験してきました。そこで得た教訓によって、今日の10兆円近くもの莫大な個人資産を築くこととなったのです。

天才投資家であっても失敗事例から学びを得ているということは、初心者投資家も失敗事例から学んでいかなければなりません。

株式投資では動くお金も大きいため、慎重に投資を実施していかなければなりません。なんとなくで株式投資をしているようでは、ギャンブルをしているのと変わりないでしょう。

> 【株式投資の始め方】初心者が失敗しない方法と金額や投資先の選び方を解説

> 株式投資の勉強方法|なにから始めるべきか解説!

株式投資の失敗例から学ぼう

株式投資を始めようと検討している方であれば、「株式投資の失敗事例」から大きな学びが得られるでしょう。失敗事例を理解しておくことで、失敗を避けるように株式投資を実施でき、投資の世界に長くいられる投資家になれます。

長く市場に生き残れれば、資産を拡大していけることは間違いないでしょう。

リスクの低い投資手法を検討しているのであれば、不動産クラウドファンディングもおすすめです。1口1万円から魅力的な不動産に投資ができますので、ぜひこちらも検討してみてください。

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【監修者】FP1級技能士 永田智睦
信用金庫勤務後、独立系FP事務所を経営。金融業界で16年の実績がある。年間300件以上の個人事業や中小企業の相談に対応しつつ、個人のお金にもフォーカスをあて、経営者と企業が豊かな人生になるように全力でサポートしている。CFP資格、PBコーディネーターの資格も保持。

LIFULL 不動産クラウドファンディング編集部
この記事を書いた人

LIFULL 不動産クラウドファンディング編集部

金融分野全般に視野が広いライターと、不動産クラウドファンディングに精通した校閲メンバーにて構成。投資家目線のわかりやすい記事を届けることをモットーに、不動産クラウドファンディングを中心とした投資お役立ち情報をお届けします。

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